- ミレトスのタレスは、あらゆる現実の根底にある根源的な物質を何と考えたか。
- 水
- 現実は絶えず流動しており「万物は流転する」と主張したソクラテス以前の哲学者は誰か。
- ヘラクレイトス
- 存在と変化についてのパルメニデスの中心的主張とは何か。
- 存在は永遠、不変、不可分であり、変化と多様性は幻影にすぎない。
- 現実の究極的な本質について、ピタゴラス派はどう考えたか。
- 数学的な関係と比率。数こそが根源的な現実である。
- エンペドクレスは、パルメニデスの不変の存在と観察される変化をどのように調和させようとしたか。
- 彼は、結合と分離を繰り返す4つの永遠の元素(土、空気、火、水)を提唱した。
- デモクリトスとレウキッポスは、現実の究極的な構成要素として何を提唱したか。
- 原子と空虚。空虚な空間を移動する不可分の粒子。
- ソクラテスが先駆けとなった哲学的探究の方法とは何か。
- エレンコス、すなわちソクラテス式問答法。人々の信念を問いただし矛盾を明らかにし、真理へと導く方法。
- ソクラテスによれば、徳と知識の関係とはどのようなものか。
- 徳とは知識である。悪事は無知から生じ、誰も自ら進んで悪を行う者はいない。
- ソクラテスの裁判における主な告発内容と、その判決は何だったか。
- 青年を堕落させたことと神々への不敬。判決は毒杯(ヘムロック)を飲んで死刑となった。
- プラトンの「イデア論(形相論)」とは何か。
- 物質を持たず永遠不変の抽象的対象が物理世界を超えて存在し、物理的な個物はこれら普遍的なイデアの不完全な模写あるいは実例にすぎないとする説。
- プラトンの「洞窟の比喩」を説明せよ。
- 洞窟に鎖でつながれた囚人たちは、火の光が壁に映す影だけを見ている。影は感覚的経験を表し、太陽の光へと上っていくことは現実の知識へと至る道のりを表す。
- プラトンは魂の不死性についてどう考えたか。
- 魂は不死であり、誕生以前にイデアについての知識を持った状態で存在していた。学習とは、魂がすでに知っていることを想起すること(アナムネーシス)である。
- 現実の本質について、アリストテレスはプラトンとどう異なる考えを持ったか。
- アリストテレスは、イデアの独立した領域が存在するという考えを退け、普遍は個々の実体の中にのみ存在し、その実体こそが第一義的な現実であると主張した。
- アリストテレスの「四原因」とは何であり、それぞれ何を説明するか。
- 質料因(何でできているか)、形相因(その形や本質)、作用因(それを生み出したもの)、目的因(その目的や終わり)。
- アリストテレスの「エンテレケイア(現実態)」の概念とは何か、また可能態とどう関係するか。
- エンテレケイアとは可能性の実現あるいは完成のことであり、あるものの形相や本質を指す。現実化とは、可能態(あるものがなりうる状態)から現実態(あるものが実際にある状態)へと移行する過程である。